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おふろ

おふろ

【投稿日】 :2012/12/06
【カテゴリ】:スカトロ(大) 便秘 おもらし 
【あらすじ】:父と娘のおふろタイム




出張先から直帰することになったので、まだ明るいうちに家に帰ってこれた。

「あなた、お帰りなさい!お風呂にする?お風呂にする?それともお・風・呂?」
「……じゃあ、フロで」

湯船にゆったり浮かんで天井を見つめてぼーっとしていると、
脱衣所から一日の疲れを溶かす甘い声が聞こえた。

「おとーさん、いる?」
「いるよー。一緒に入るかー?」
「はいるー」

もぞもぞと服と脱いでいるらしき間があって、
やがて娘の花鈴(かりん)が一糸まとわぬ姿で風呂場に入ってきた。
少し親バカかもしれないが、何度見ても俺にはもったいないくらい可愛い。
丸顔とくりくりした目に愛嬌があって、見ていると五分おきくらいにぎゅーっと
抱きしめたくなる、天使の化身としか思えない子なのだ。

そのまま湯船に飛び込もうとするので、押しとどめて手桶で頭からお湯をかけてやる。

「さあ、もう入っていいぞ」
声をかけると、くしくしと目のあたりの水をぬぐいながら浴槽の中にすべりこんできた。
そのまま、ためらいなく俺の股間あたりに尻を落ち着ける。
座椅子代わりをしてやるのは陸上では体重的にそろそろキツイものがあるが、
水の中ならまだまだ大丈夫だ。

「へへー」
俺の胸にもたれて肩まで湯につかり、至極ご満悦の花鈴。
そういえば昔から風呂が大好きで、嫌がるどころか自分から飛び込んでいったっけ。
入れる側としては手がかからなくて大変ありがたい。

「おとーさん、くらげさんやってー」
湯船の縁にかけておいたタオルを持ってせがまれる。
風呂用のおもちゃはいくつか買って今もそこらに転がっているのだが、
一番のお気に入りの座はなかなか覆らない。

ご存じない方のために解説しておくと、まずタオルを湯に平たく浮かべ、
下から両手ですくい上げて空気を入れる。
膨らんだ部分以外をてるてる坊主のように絞れば「くらげ」の出来上がりだ。
正直、あの海にいる海月に似ているかと言われると自信がない。

「くらげ」の頭を小さな手のひらでぺんぺん、と叩いて遊ぶ花鈴の愛らしさを
存分に堪能したら、おもむろに湯に沈めていく。
タオル生地の細かい網目から漏れた空気が水上に殺到し、水面が泡立つ。
その様子を見て、花鈴はいつものようにきゃっきゃと喜んでいた。

「さ、そろそろ体洗おうな」
海月の水中ショーを終えて湯船を出ようとした時、水の底から小さなあぶくが二、三個
浮きあがってきて目の前ではじけた。
まあ、正体は言うまでもない。そして、俺が発生源でもない。

「あれれー?もうくらげさんは居ないのに、どっから湧いてきたのかなー?」
わかっていてあえて、ねちっこく聞いてやる。花鈴は身をよじってくすくす笑った。
動いた拍子にまたおならが出たようで、今度は大きな泡がぼこぼこぼこっ、と
上がってきた。

「毒ガスの元はここかーどうなんだー、うっ、げほっげほっ」
調子に乗って花鈴の小さく固い尻たぶを揉みしだいていた俺は、
ちょっとその至福の作業を中断せざるを得なくなった。
うっかり吸い込んだ花鈴のおならは、本当に毒ガス級に臭かったのだ。
腹を壊している時のいわゆる腐卵臭とは違う、腹にずっしり来るような重い悪臭だった。

しばらく行動不能に陥った俺を気にかけず、花鈴は湯船から上がり、
そそくさとシャンプーハットを被った。
だいぶ前、洗髪中にシャンプーが目に入って大泣きしたことがあるから、
それでよっぽど懲りたんだろう。

「あたまあらってー」
悪びれた様子もなく、花鈴は椅子にちょこんと腰かけた。
ああ、こんな純真無垢な天使に文句など言えるはずがない。
俺も黙って湯船から出て、シャンプーのボトルを引き寄せた。
妻の方に似たのか、花鈴の髪は柔らかい毛質で、栗色に近い明るめの色をしている。
普段ならその絹の手触りにうっとりしながら無心になって洗うのだが、
今日はどうにも別の方に気が向いてしまう。

花鈴は、赤ちゃんの頃からずっと便秘がちな子である。
なんでも普通より腸が少し長いから余分に水分を吸い取られて、
生まれつきうんこが固くなりやすい体質なのだという。
毎回おまるの上で顔を真っ赤にして唸り、ぴーぴー泣きながら石のようなブツをひねり出す様を
見かねて、俺も妻も色々な解決法を試してみた。
ヨーグルトや野菜を多く食べさせたり、効くと噂の健康食品を買ってみたり、
病院で診てもらったこともある。
そのおかげか大きくなるうちに少しはマシになったものの、結局今日まで
完全な解消には至っていない。
さっきのおならの臭いから考えるに、今も何日も出てないのだろう。

「お客さーん、かゆいところはありますかー」
「めがかゆいー」
「そこは自分で掻きなさい」
考え事をしながらでも手はきちんと動かす。
十分きれいになったと判断してシャワーヘッドを手に取り、泡を流していく。
あとは水を含んだ髪を軽く絞れば出来上がりだ。
背中まで伸びてきているから、そろそろ切り時かもしれない。

「はいおしまい。体は自分で洗えるよな」
「うん」
というわけで俺は湯船に戻り、小さな手には余る大きさのスポンジを不器用に動かす
可愛い花鈴をじっくり鑑賞した。
やはり洗い残しが目立ったので、途中からは手を出して代わりに洗ってやった。
両肩の間から、スポンジの幅くらいしかない狭い背中を一直線に駆け下る。
続いて細い腕から手先まで。うかつに力を入れると折れてしまいそうで緊張する。
向き直って真っ平らな胸。花鈴はいつもここでくすぐったがって笑う。

そして、お腹。みぞおちから下に下りていくと、へその少し下あたりを中心に
妙に膨らんでいるのがわかる。
やはり予想通り、うんこがだいぶ溜まっているみたいだ。
そろそろ出ますように、と祈りながら、スポンジで円を描くようにマッサージしておく。
ついでにシャワーで泡を流すときにも、同じ軌道で何周か水流を当てた。
もちろん、この程度で出るようなら俺も花鈴も今日まで苦労していない。
あくまでおまじない程度の感覚である。

あとは場所を交替し、花鈴は湯船に入り、俺は洗い場に出て体と頭を洗った。
花鈴はその間、まるで眠っているかのように静かに湯につかっていた。
始めは風呂が気持ちいいんだろなと思っていたのだが、それにしてもやはり静かすぎる。
気になったので早々にシャンプーを洗い流して花鈴の方に向き直ってみると、
やけに神妙な面持ちで壁の何もない一点をじっと見つめていた。

「おーい、どうした?」
背中に手を置いてみると固くこわばり、ときおりぷるぷると震えている。
あと、テレビを熱中して見てる時みたいに、すぴーすぴーと鼻息が荒い。
明らかに様子が尋常ではなかった。温まりすぎてのぼせてしまったのだろうか。

「そろそろ上がろう、立てるか?」
声をかけても反応がない。まさか、自分で立てないほど具合が悪いのか。
不安に駆られ、花鈴を抱き上げようと湯船に踏み入れた足の先が、
何か変なものに触れた感触があった。
乳白色の入浴剤のおかげで形は見えないが、そう大きくはないものだ。
手を突っ込んで触ってみると、子供が登下校中に蹴って歩くような、
やや大きめの石ころといった感じだ。
表面はごつごつして固い。なぜ石が風呂場に紛れ込んでいるんだろう。
さっき俺が入っていた時には全く気付かなかった。

ともかく花鈴がケガでもしたら困るので、お湯から引き上げる。
形は想像していたものとぴったりだったが、色はブラックチョコレートのような濃い焦げ茶をしていた。

はて。この色合いにこの形、どこかで見た気がする。
それが何か思いだそうとしながら、俺は何の気なしに匂いを嗅ぎ――反射的に
その塊を投げ捨てた。
さっき鼻を直撃した悪臭に近い、さらに凝縮された感じの臭い。

間違いない。これ、花鈴のうんこだ。
しかもお湯から出してなお芯に残るぬくもりを考えるに、産み立てと考えて
差し支えないだろう。

「うんち、でちゃった……」
うつむき、ばつが悪そうにもじもじする花鈴。
さっきまでの変な様子は、急に催したうんこを必死になってこらえていたせいだったのだ。
……風呂の中なのに自分からきばって出した、という可能性については、ない、と信じている。

「あーあー、やっちゃったかー」
とりあえずまずは落ち着いて、花鈴を抱き上げて湯船の外に出す。
さて、この後やらなきゃいけないことはいっぱいある。
湯船の底にまだ同じようなのが転がってる可能性があるからすくい出す必要があるし、
そもそもお風呂の湯を換えなきゃいけないかもしれない。
出したものだってこのまま床に転がしておくわけにはいかない。
だがこの場合もっとも優先すべきなのは、被害の拡大を抑えることである。

「うんこ、全部出たか?もうしたくない?」
「…………」
聞くまでもなかった。手をお尻に回した中腰の姿勢で虚空を見つめ、
また無言の我慢モードに入っている。
俺は手早く必要なことをした。花鈴を連れて風呂から上がり、
タオルで髪と体の水気をざっと拭っていく。

ぷちゅっ!ぷびーっ!

その最中、まだ濡れているお尻の穴を震わせて湿った音が放たれた。
口で呼吸しながらそこを拭いてやろうと後ろを向かせてみると、
まだ気張っていないにもかかわらず、窄まりが開いて中から暗い茶色のうんこの頭が
顔を出している。思ったより猶予は残されてないみたいだ。

「おとーさん、またうんちでそう……」
「オッケー、トイレ行こうな。あとちょっとだけ我慢だぞ」
「うんっ」

泣き出しそうな顔の花鈴を励まし、バスタオルを羽織らせて廊下を小走りで進む。
……なぜこんなに落ち着いて対処できているのかというと、
この手のハプニングは何度も経験しているからだ。
これも体質なのか、便秘がある程度酷くなると突然トイレまで間に合わないほどの
強烈な便意に襲われるらしい。
すると、たいていの場合花鈴はパンツの中に漏らしてしまう。
食事中だろうが外出先だろうが容赦はなく、その度に俺と妻は
敗残処理をこなしてきたのだ。
さすがにお風呂中は初めてだが、もはやこの程度で動じることはない。

トイレに着くと花鈴は水洗タンクの方を向いたまま便座の上に登り、
和式でするときのようにしゃがんだ。
何度正しい使い方を教えても戻ってしまうので、直すのはだいぶ前にあきらめた。
たぶん、おまると同じだから慣れていて一番ふんばりやすい姿勢なんだろう。

「うーんっ」
タンクの縁をつかんで息むとお尻の穴が盛り上がり、もうすでに一センチほど
体外に出ていたうんこがさらに下へと押し出された。
風呂の中で漏らしたものほどではないが、やはり子供のとは思えないくらい太く、
禍々しい黒ずんだ色をしている。
時折にちっ、ぷちっ、と粘りけのある音を立てながら、
ゆっくりと便器に向けてずり下がっていく。
そして長さが大人の親指くらいに達したとき、便器の陸の部分に落ち、
坂を転がって水たまりに沈んでいった。

「ううんっ………ふーんっ……!」
花鈴は苦しそうにうめきながら全身を震わせ、同じような短く太いうんこを
次々に産み出していく。
便器と衝突するたび、元が食べ物だとは思えない、ぼどん、という重い音がする。
形と言い固さといい、本当に石ころが詰まっていたかのようだ。

「はぁ……はぁ……んんうっ!」
七個目を出し終えて一息入れ、八個目に取り掛かったところで流れが止まった。
お尻の穴が開いて次のうんこが頭を出したまま、ふんばってもそれ以上先に進まない。

「んいいっ……ふううっ……」
息み声に、焦りと苦痛の色が濃くなった。タンクを掴む手に力が篭もる。
それを俺は、無力感に苛まれながらただ後ろで見守った。
親だのなんだのと言っても、今この時ばかりは辛そうな花鈴を助けることができない。
幼いお腹の力でもこの塊をふんばり出せると信じるしかない。

「うううっ……!」
強い息みと共に腰が自然に浮く。同時にお尻の穴がめくれ上がり、
ようやく塊が進行を再開した。
みちみちと小さな産声を上げながら伸び、やはり花鈴の拳大になったうんこが、
今度は便座の上にぼとりと落下した。
ふんばっているうちにお尻の位置が後ろに下がってしまった故の失敗である。
この事故が多発した関係で、我が家では便座カバーの導入を断念している。

落下物を便器の中に落とし、痕跡をペーパーで拭いている間、
真上にある花鈴のお尻の穴は何度か収縮を繰り返していた。
しかし、もう次の弾は出てこない。
やがて真っ赤な顔で目にうっすら涙をため、肩で息をしながら、
花鈴は俺の方に振り返った。

「もう、でない……」
「本当か?最後にもう一回、うーんってしてみな」
「うーんっ…………でない」
「そうか。じゃ、お尻拭こうな」
もののついでなので、もう一度ペーパーを巻き取る。
窄まりに触れ汚れを拭おうとすると、花鈴は小さく悲鳴をあげて体を震わせ、
お尻を俺の手から遠ざけた。
思い当たる節があってペーパーを見てみる。焦げ茶色の乾いた汚れに混じって、
小さな赤い染みが付いていた。

「あー、お尻切れちゃったか。太いのしたもんなー」
幸い重症化したことはないが、便秘と一緒にこんなおまけがついてくる事もよくある。
とりあえずお尻はそのままにして、水を流してトイレを出た。そして、もう一度風呂へ。
壁に手を突いてお尻をこっちに突き出した姿勢をとらせておいて、
シャワーヘッドから勢いを弱くしたお湯を出す。
やがて適温になったので花鈴の尻たぶを片手で割り開き、あらわになった、まだ少し
ゆるんでいる窄まりを優しく水流で流していく。

「どうだ、痛くないか?」
「うんっ、あったかくてきもちいいよ」
風呂好きを考慮した作戦は功を奏し、花鈴の声に元気が戻ってきた。
さすが俺と言わざるを得ない。今日の対処はここまでほぼパーフェクトじゃないか。
そんな風に浮かれながらふりふり揺れる花鈴の小さくて可愛いお尻をぼーっと眺めて
いたせいで、途中からお尻の穴が不穏にひくつきだしたことに気付けなかった。

「うんちっ、でるぅっ……!」
切羽詰った花鈴の声で我に返ったがもう遅い。
出口がぷっくり膨らんだかと思うと、奥から柔らかくて明るい色のうんこがもりもりと溢れてきた。

にゅるぷりぷりぷりっ………!

さっきの渋々ながら出てやった、といった態度の奴らとは対照的に、
元気よく外へ飛び出しては次々に床目がけてダイビングする。
今回の水気の多いうんこはタイルに叩き付けられるとべちゃっと潰れ、
あっという間に花鈴の股の間には黄土色の泥山が築かれた。

……もっと早く気づくべきだったのだ。さっきトイレで出した量は、
数日溜めたにしては明らかに少なかったことに。
栓になっていた固いうんこが出た後、せき止められていたものが押しよせてくるかも
しれないという可能性に。

呆然としている俺をよそに、ぷぴーっ、という間抜けなお尻の笛の音が鳴り響き、
波乱のお風呂タイムはようやく終了を迎えたのだった。



その後のことについて簡単に書いておく。
まず花鈴を風呂から上げた後、俺は風呂掃除をすごく頑張った。
床のやわらかうんこを排水口に流したり、湯船の湯を抜いたり、底に三つ四つ転がっていた
固いうんこを集めて捨てたり、全体的に洗剤で洗ったりした。
なお妻のために新たに湯を沸かし直そうとしたのだが、本人が、
じゃあ私シャワーだけでいいわ、と言ってくれたのでなしになった。

怒られると思ったのかバスタオル一枚でソファーの陰に隠れていた花鈴については、
パジャマを着せた上で無罪を言い渡した。
わざと漏らしたわけではないのだから仕方がない。全ては便秘が悪いのだ。
ただし、うんこが漏れそうだったらもっと早く教えてくれ、という事は
よーく言い聞かせておいた。

あぐらをかいた上に花鈴を座らせ、湿った髪にドライヤーをあてていく。
やはり、陸の上だとそろそろ上に乗せるのは重くなってきた。

「……おとーさん」
「ん?」
「かりんのこと、きらいになっちゃった?」
不安げな眼差しが見上げている。俺はためらわず、本心を言った。

「いんや、好きだよ。今でも世界で一番好きだ」
むしろ愛おしすぎて、今後きちんと怒るべき時に怒れるかどうか、
そっちの方が心配なくらいだ。

「えへへっ」
花鈴ははにかみながら、俺の胸にしなだれかかってきた。
それを受け止めて髪を撫でていると、下方から、ぷう、という、今日何発目かの
可愛い音が聞こえた。
……ああ、いくら愛娘のでも、やっぱり臭いものは臭い。


===========================================
あとがき

全く関係ないですがメダロット2をやると必ずカリンちゃんエンドを選んでしまう系男子でした

2012年12月06日 | Comments(2) | スカトロノベル
コメント
初めまして
初めまして。

拝見させていただきました。
ジャンルはというと、近からず遠からずといったところでしょうか・・・

バカなことばかり書いてますが見ていただければ喜びますm(_ _)m
適切でなければ削除願います。
段平 URL 2012年12月12日 16:05:14 編集
Re: 初めまして
初めまして。コメントありがとうございます。
ブログ拝見させて頂きます。
ここに載せている内容はあまりお口にあわないかもしれませんが、
また気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。
牡蠣男 URL 2012年12月15日 03:23:43 編集

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